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ニキビだと思っていませんか? ~顔のプツプツの正体について、鑑別診断と当院での治療について~

[2025.12.15]

「顔に小さなプツプツができて気になる」「ニキビじゃない気がするけど何かわからない」——こうしたお悩みで受診される方は少なくありません。顔のプツプツにはいくつか代表的な疾患があり、見た目が似ていても原因や治療法はまったく異なります

今回は、ご相談の多い、

  • ニキビ(尋常性ざ瘡)
  • 稗粒腫(はいりゅうしゅ)

  • 汗管腫(かんかんしゅ)

  • 脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)

  • ほくろ(色素性母斑)

について、それぞれの特徴と当院での治療方針をブログ形式でわかりやすく解説します。

 

顔のプツプツ|鑑別一覧比較表

疾患名 見た目の特徴 痛み・炎症 好発部位 自然に治る? 主な治療
ニキビ(尋常性ざ瘡) 赤い・白いブツブツ、膿をもつことも 赤・白など様々 あり 額・頬・顎・フェイスライン △(再発しやすい) 外用・内服
稗粒腫 小さく硬い粒状 白〜黄白色 なし 目周り・頬・額 内容物除去・レーザー
汗管腫 均一で小さい隆起。多発性 肌色〜黄味 なし 下まぶた・額 × レーザー
脂漏性角化症 盛り上がったいぼ様 茶〜黒 なし 顔全体・首 × レーザー・切除
ほくろ 平坦〜隆起性 茶〜黒 通常なし 顔全体 × レーザー・切除

※見た目が似ていても、治療法は大きく異なります。自己判断せず、まずは正確な診断が重要です。

 

① ニキビ(尋常性ざ瘡)

特徴

顔のプツプツで最も多いのがニキビ(尋常性ざ瘡)です。ただし、稗粒腫や汗管腫と混同されやすく、誤った自己判断で治りにくくなることもあります。

  • 赤く炎症を伴うもの、白い膿をもつもの

  • 思春期だけでなく大人になってからも発症

  • フェイスライン・顎・頬に多い

  • 痛みを伴うことがある

一見「白いプツプツ」に見えても、中に炎症があるかどうかが鑑別のポイントになります。

当院での治療

当院では、ニキビの状態(炎症の有無・慢性度)に応じて治療を行います。

  • 外用薬・内服薬による保険診療

  • 炎症後の赤み・色素沈着への美容皮膚科治療(自費治療)

  • クレーターなどニキビ跡へのレーザー治療やその他治療の提案(自費治療)

「繰り返すニキビ」「治っても跡が残る」といったお悩みも、段階的に治療プランをご提案します。

 

②稗粒腫(はいりゅうしゅ)

特徴

稗粒腫は、皮膚の中に角質がたまってできる小さな嚢胞です。

  • 白〜黄白色の1〜2mm程度のプツプツ

  • 目の周り、頬、おでこに多い

  • 痛みやかゆみはほぼなし

  • 乳幼児から大人まで幅広くみられる

「ニキビを潰しても治らない白い粒」として相談されることが多いのが特徴です。

当院での治療

稗粒腫は自然に治ることは少なく、治療による除去が確実です。

  • 専用の器具を用いた内容物の排出(保険治療)。当院では10か所/回とさせて頂いております。

  • 炭酸ガスレーザーを使用した焼灼(自費治療、1100円/1箇所)

目周りなどデリケートな部位も、安全性に配慮して治療を行います。

 

③ 汗管腫(かんかんしゅ)

特徴

汗管腫は、汗を作る汗腺が増殖してできる良性腫瘍です。

  • 肌色〜やや黄味がかった小さなブツブツ

  • 下まぶたを中心に左右対称に出やすい。おでこにもきることもままあります。

  • 思春期以降、女性に多い

  • ニキビや稗粒腫と間違われやすい

見た目は小さいものの、数が多く美容的なお悩みにつながりやすい疾患です。

当院での治療

汗管腫は完全除去が難しく、再発しやすいという特徴があります。

当院では、

  • 炭酸ガスレーザーを使用した焼灼(自費治療、1100円/1箇所)

を行い、目立ちにくくすることを目的とした治療をご提案します。

 

④ 脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)

特徴

脂漏性角化症は、加齢とともに増えてくる良性のいぼです。

  • 褐色〜黒色、少し盛り上がった病変

  • 表面がザラザラ・ベタっとした質感

  • 顔・首・体幹に多い

  • 年齢とともに数が増える

「急にシミが盛り上がってきた」と感じて受診される方が多くいらっしゃいます。

当院での治療

当院では、病変の大きさ・部位・数に応じて治療法を選択します。

  • 炭酸ガスレーザーを使用した焼灼(自費治療、5500円/1箇所(2cm以上のものは大きさに応じて追加料金を頂きます))
  • 切除手術(保険治療)

見た目の仕上がりを重視し、できる限り傷跡が目立たないよう配慮します。

 

⑤ ほくろ(色素性母斑)

特徴

ほくろは、メラニンを作る細胞が集まってできた良性腫瘍です。

  • 黒色〜茶色

  • 平坦なものから盛り上がったものまでさまざま

  • 生まれつきのもの、後天的なものがある

まれに悪性腫瘍との鑑別が必要な場合もあり、自己判断は禁物です。

当院での治療

当院では、まずダーモスコピーなどを用いて診断を行います。

  • 炭酸ガスレーザーを使用した焼灼(自費治療)
  • 切除手術(保険治療)

ほくろの深さ・大きさ・部位に応じて、安全性と仕上がりを重視した治療法をご提案します。

 


顔のプツプツは「見極め」がとても大切です

一見似ている顔のプツプツでも、

  • 削ってよいもの

  • レーザーが適しているもの

  • 切除が必要なもの

はそれぞれ異なります。誤ったセルフケアや自己処置で、色素沈着や傷跡が残るケースも少なくありません。

当院では、まずダーモスコピーなどを使用し正確に診断させて頂いた上で、どの治療が適しているかをお伝えし、相談の上決定していきます。


まとめ

顔のプツプツが気になるときは、上記のような代表的な疾患を鑑別することが重要です。

「これって何?」「取ったほうがいい?」と感じたら、ぜひ一度当院までご相談下さい。

 

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